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この季節、この時期になると必ずといっていいほどお伺いするお問い合わせがあります。
「松が茶色く変色してしまった」と。
「夏の水やりが少なすぎたから枯れたのでは」と考えられるお方もおられます。
そして、「大事な松だから、治らないものだろうか?」とも。

この時期の、1週間足らずで枯れてしまうような急性のものは、ほぼ必ずと言っていいほど「マツノザイセンチュウ」による松材線虫病、俗にいう松枯れ病です。

枯れるメカニズムはともかく、この病気の場合は、枯れ色を呈した時点で助からないのです。

予防する薬(注入剤)があるのですが、この効果も必ずしも100%とはいえません。
でも処置しないよりは、罹患率は低く抑えられるはずです。

ふと周りの山に目を遣りますと、なるほど、山にも枯れた松が何本もあります。
周辺環境からして、松が枯れるのは、無処置では避けがたいところでしょう。

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