末武造園土木です

植栽基盤を作る 〜 不良な土壌を、人為的に適切な環境へ改造します

植樹や芝張りの場合はその下地の「土壌」が悪い場合にはその後の生育不良の原因にもなりますし、実際に個人のお客様が「土壌入れ替え」を行うとなると、かなりの重労働を強いられます。
面倒な、手に負えないプロセスのみ(作業)のお手伝いも、させていただいてます。

芝と植栽のために土壌を入れ替えます

礫質土宅地造成土は、意外と礫分(岩)を多く含んでいます

庭土は締め固められていますから、掘れど掘れど土量が増えるのみで、思いのほか作業は進みません。またその残土の処分先と処分地までの運搬方法、またトラック等への積み込み労力を考えると、やはり個人の方の手には重労働過ぎるのではないかと思います。
ちなみに、締め固まった土を掘り起こすと、その体積は1.2〜1.5倍ほどに膨れ上がります。

実際に掘ると、「石」や「粘土塊」が多く出てきます。
少々の石は「樹木」にとって大きな問題とはなりませんが、あまり多いと根系の発達不良の原因になります。
また粘土塊は根系発達不良はもちろんのこと、土壌の排水性を悪化させる原因になりますので、出来るだけ取り除きます。

覚えておいてほしいことがひとつあります。宅地造成(盛土)用の土と、植栽や芝張りに適している土とは、性質が全く異なるものだということです。
造成で使う土は建物の強度を中心に考えるので、当然ながら「強く堅く締め固まること」「透水性が出来るだけ低いこと」が必要ですが、植栽基盤には「締め固まりにくいこと」と「適度な透水性(排水性)があること」が条件です。その性質は180度異なるものなのですよ。

入れ替え完了今回の入れ替え作業では、芝を張るためにレンガ敷きの面より3センチほど、芝の厚さ分だけ土の面を下げています。
また、樹木を植える部分について部分的に深く土壌入れ替えを行っています。

西洋芝下地を作ります

入れ替え作業山砂で出来ているお庭を、西洋芝下地に交換です

日本芝なら特に土質を選ぶこともないのですが、西洋芝(播種芝)の場合は根の入りやすさや保水性、また耐病性を考慮しなければなりません。
一般に西洋芝は病害(細菌病)が発生しやすいのですが、これを防ぐには土中微生物の多様化を目指す必要があります。
偏った細菌構成は、病害を引き起こしやすくなるのです。

殺菌剤で耐病性を維持するのも方法ですが、これには薬剤と病原菌との関連性についての詳しい知識はもちろん、それらを使用して得られた経験則など高度な技術が必要です。一般の方々が容易に習得利用できるものではないので、土壌の健全化から生育を考えるのが一番です。

入れ替え(人力作業)入れ替え(重機作業)作業の様子

大きな面積の入れ替えでは、バックホウ(重機)を使って土をかき集め、入れ替えます。
最終の均し作業は人力です。
ここで綺麗な平面を作っておくことが、綺麗な芝地を作るポイントです。
播種前に、もう一度均します。

不適な土壌とは

一言に「悪い土」といっても、漠然としていますね。植樹に適している土と適していない土の見分け方の基準の一例を記しておきます。

腐植質の有無

植樹には、自然の落ち葉などを微生物が分解した「腐植質」を含むものが適しています。
一般に、「褐色」の土は腐植質が乏しく、「黒色」の強いものは腐植に富んでいます。

石礫の含有量

土に含まれる岩のような大きな固体は、できるだけ少ないほうがいいですね。
穴を掘ったときに出てくる岩が角張っているものは山の土(崩積地)、玉石のような角の丸い灰色系のものは川の土(水積地)。水積地の土は比較的強く締め固まる性質があるので避けたほうがいいですね。

土性

土は粒度によって「砂土(砂)」〜「壌土」〜「埴土(粘土)」へと変化していきます。
指でつまんで、ザラザラなのが「砂土」や「砂壌土」、砂と粘土が程良い量で混ざっているのが「壌土」、ねっとりとした砂分を感じないのが「埴壌土」や「埴土」。
植樹には「壌土」とその前後誤差程度が適しています。

水湿

湿り気の許容範囲は、乾燥していない状態から土を指で強くつまむとわずかに水がしみ出るまでの範囲が適しています。
乾燥してパサパサしている状態や、土を握ると指の間から水がしみ出る以上の保水状態は、根腐れの原因になります。

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