Archive for the ‘お仕事日記’ Category
市内の新築宅で、お庭工事を進めています。
建物から敷地入口までが緩い傾斜。
その段差をどう処理するかがポイントです。
現在アプローチの石段を据付中。
11月上旬には完成かな。
ここの街路樹には毎年数回「アメリカシロヒトリ」という毛虫が大量発生しています。
ただ発生するだけならいいのですけど、地面に降りたり、民家の敷地内に侵入したり。
刺されることは無いのですが、何せ「気持ち悪い」、非常に迷惑な存在なんです。
発生の都度駆除するのですが、木の背が高すぎて駆除もままならない状態。
そこで今回は強剪定!、思い切って樹高を低く5m程度に抑えて、枝葉の量も思い切って減らします。
害虫の発生量を減らすとともに、防除をできるだけ容易にします。
剪定作業の様子ですけど、実はこれでも幹の高さを1/3程に切ったところ。
人の大きさと比べると、それまで以下に背が高かったか、ということが判りますね。
「街路樹」なので、それぞれの木の高さや枝張りを揃えて「並木」にするのがテクニックです。
シルバーウィークですが、「22日までに!」の依頼で法面芝張り工事です。
といっても一日で終われる量。祭日中の材料手配のほうが大変でしたけどね。
今回は「法面(のりめん)」、つまり斜面の芝張り工事。
なので張った芝のズレ止め用に、芝1枚に2本づつ竹製の串(目串)を打つんです。
目串が無いと、目土掛けやその後の風雨で芝が少しづつズレてしまって根が伸びられず、枯れてしまいます。
お仕事へ向かう途中の風景。
棚田のイネが金色に実って、稲刈りの真っ盛り。
棚田1枚1枚の色が微妙に異なってて、モザイクのようです。
@恵那市 坂折の棚田
毎年、夏を過ぎて少し涼しくなり始めた8月下旬から9月下旬にかけて、松が突然枯れてしまう松枯れ「松材線虫病(まつざいせんちゅうびょう)」が多発します。
原因は「マツノマダラカミキリ」が媒介する「マツノザイセンチュウ」による生理障害。
松が茶変するのは松材線虫病によるものと葉ダニ類によるものがあります。
松材線虫病の場合は発症時点で救済が不可能といわれていますが、葉ダニの場合は殺ダニ剤の散布で救済可能です。
松材線虫病の特徴としては、茶変した松葉は下垂(下を向いて垂れる)するのが特徴です。
また発現から3日~1週間で全体が茶変します。
原因となる「マツノザイセンチュウ」です。
方眼は1mm、線虫の長さは0.2~1mmのごく細いもの。
数十グラムのサンプル(枯損枝)に無数の線虫が住み着いています。
「松材線虫病」の診断も承っています
枯れた部分の「枝」(小指ほどの太さ、10cm程度を3本程)を封筒でお送り頂ければ、茶変の原因が「マツノザイセンチュウ」によるものか否かを診断させて頂きます。
急激に進む症状なので、ご連絡は速報をメールやお電話FAX等で、また後日診断結果を書面でお送りします。
費用は1サンプル当り8,000円です。
受入準備が必要ですので、まずは診断依頼をお問い合わせページ、もしくはお電話(0574-26-4416)からお願いします。
http://www.szd.jp/contact_us/postmail.html#contactus