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Archive for 3月, 2012

昨日に引き続いて、お客さんのご依頼で高麗芝入荷です。
今回は全部で520束、3現場分。配達1現場、施工は本日2現場。
下地は昨日までに作っておいたので、少々の雨ですが本日施工です。
圃場で昨日切り取った新鮮な芝なので、なにより貼り付け後の定着が早いです。

お客さんからのご依頼で、芝の種が入荷です。

夏芝用の種子。
系統は「バミューダグラス」、品種は「リビエラ」です。
緑色が濃くて、歩いたり走ったりの擦り切れ耐性はティフトン芝よりも強くて、スポーツ用ターフに適しています。
4月播種が最適ですよ。

会社の「サンシュユ」の花が咲き始めていました。
春、桜の前に咲く、黄色い花が特徴的です。

人間にはまだ寒い日があるようでも、木々にはもう春は目の前なんでしょうね。

啓蟄も過ぎたここ数日は暖かい日が続いてまして、樹木の水分活性も上がってきているのでしょう。
今日はお客様から「幹に白い粉みたいのがいっぱい付いている」とのご連絡。
お伺いして拝見させていただくと、なるほど確かに幹には無数の「白いもの」が付着してます。
長さ1~2mm、幅0.2mm程度で、カイガラムシの一種でしょう。

樹液を吸汁して生育するカイガラムシは、暖かくなり始めたころから目に留まるようになります。
というより「大量に発生した時に突然気づく」といったほうがよいかもしれません。

放置しておくと「すす病」などの原因になり、また新芽展開時の萎凋の原因にもなりますので、可能な範囲は使い古しの歯ブラシなどでそぎ落として、市販のカイガラムシ用スプレー薬剤などを散布しておくとよいでしょう、とご連絡差し上げました。

市内の小学校、大きなイチョウが目印。
樹高も幹の太さも立派なのですが、毎年秋の落ち葉もかなり立派な量になるとの、近隣からのお話。
今年は春の芽出しに先立って強めに枝を切ってしまおうとのご依頼です。
例年、少しだけ「煤斑病(すすはんびょう)」が発生してしまうので、枝葉を少なくして樹勘内に日射を取り込むのも、予防の一つになればと思います。

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